第60回 飛騨・高山 暮らしと家具の祭典が9月1日~5日で行われました。
遠く平城京・平安京の時代、都の造営にその腕を奮った古代の飛騨の匠。昔から飛騨の匠は木工に対する高い技術評価がありました。(詳しくは飛騨木工連発刊の「飛騨匠ものがたり」に」記載) 大正9年、無用の長物と言われていたブナの原生林。そのブナ材を曲げて椅子やテーブルを作り始めたのがこの地域の家具のはじまりです。木工技術は匠により建築から家具へも伝承し、現在も各メーカーにて技術を伝承・進化しています。1社からはじまった家具の製造は現在カントリー・クラフト・モダン・アンティークなどそれぞれ特色を持つ30社以上にもなり、椅子、テーブル、ソファ、照明、箱物などを製造しています。そのメーカーが1年に1回の展示会にて新作などを発表いたします。今年もたくさん発表され、その一部の画像を掲示いたします。