COSINE

1988年、北海道のほぼ真ん中にある家具のまち旭川で、クラフトマン4人でスタートしました。
木材の集散地でもある旭川で生産される家具には、百年も二百年もかかって大きくなった、上質な木ばかりが使われています。
ところが家具をつくるときには、どう上手に取っても‘端材’が出てしまう。きれいな木目やなめらかな手触りが、一部とはいえ捨てられてしまうのです。
コサインは、そんなもったいない木のかけらたちを何とかしたくて生まれました。
創業21年を迎えた今は、端材のみですべての製品をつくっているわけではありませんが、木を大事にして、その魅力を暮らしの中に生かそうという気持ちは変わっていません。
ちょっと暮らしを心地よくするもの。便利なだけじゃなく、物語のあるもの。
たとえば時計だって、時計屋さんの時計とはずいぶん違うと思います。
コートを掛けるラック類も、シンプルながら存在感があるものを心がけています。
そんな道具たちが、暮らしの中でいつまでも愛されるよう祈りながら、工場では今日も‘つくりたがり屋’たちが楽しく頑張っています。

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